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コラム 2026.01.31
昨晩(2026年1月31日深夜)、米国ニューヨーク市場において金(ゴールド)相場が歴史的な急落を記録しました。
ニュースやスマホのチャートを見て、「とんでもないことになった」「売り時を逃してしまったのではないか」と不安に駆られているお客様も多いのではないでしょうか。
買取の現場にいる私たちプロの視点から、今回の暴落の背景と、これを受けて「今、金を売るべきなのか? 待つべきなのか?」という最重要テーマについて、緊急で解説いたします。
金は「安全資産」と言われますが、決して「価格が変わらない資産」ではありません。今回の急落には、主に2つの要因が絡んでいると考えられます。
① 「利益確定」の売りラッシュ
ここ数ヶ月、金相場は歴史的な高値を更新し続けていました。投資家の心理として、「十分に利益が出たから、一旦売って現金化しよう」という動きが一斉に重なったことで、売りが売りを呼ぶ展開となりました。これを市場用語で「調整局面」と呼びます。きっかけのひとつと言われているのは、FRBの次期議長の発表とその次期議長の発言とされています。
② 米国経済の動向とドル
金は「ドル」と逆の動きをする傾向があります。米国経済が強い(景気が良い)と判断されると、投資資金は「金」から「ドル(や株)」へと流れます。昨今の米国経済指標の結果を受け、ドルが買われた反動で、金が売られたという側面もあります。
ここで重要なのが、「NY金相場」=「日本の買取価格」ではないということです。
日本の金価格は、以下の計算式で決まります。
国内金価格 = NY金相場(ドル) × ドル円為替レートたとえNY金相場が暴落しても、同時に「円安(ドル高)」が進んでいれば、日本国内での価格の下げ幅はある程度クッションのように吸収されます。
しかし、今回のように金相場が大幅に下落した場合は、どうしても国内公表価格(リサイクル価格)も前日比で数百円単位の下落となることは避けられません。
相場が下がった時に一番やってはいけないのが、パニックになって投げ売りすることです。一度落ち着いて、以下の2点を思い出してください。
長期で見れば、まだ歴史的な高水準である
昨日の今日で見れば「暴落」ですが、1年前、3年前、10年前の価格と比べてみてください。
例えば10年前や20年前に購入された貴金属であれば、今日売却したとしても、購入時より遥かに高い金額(場合によっては数倍)で売れることに変わりはありません。「昨日の最高値」と比べるのではなく、「買った時の価格」と比べてプラスかどうかを冷静に判断しましょう。
「有事の金」の価値は変わらない
世界情勢が不安定な現代において、金そのものの価値(実物資産としての信頼)がなくなったわけではありません。今回の下げはあくまで金融市場のマネーゲームの一環であり、金の輝きが失われたわけではないのです。
今後の相場を完全に予測することは神様でも不可能ですが、プロとしてのアドバイスは以下の通りです。
「現金化を急いでいる方」や「精神的な不安を解消したい方」
→ 今すぐの売却をおすすめします。
「もっと下がったらどうしよう」と毎日チャートを見てハラハラするストレスは相当なものです。下がったと言っても現在はまだ歴史的な高値圏内です。今のうちに利益を確定させ、安心を手に入れるのは賢い選択です。
「数年は使う予定がない方」
→ 無理に売らず、静観するのも一つの手です。
金は長期保有に適した資産です。今回の急落が一時的な調整であれば、数ヶ月〜数年かけてまた値を戻す可能性も十分にあります。
ニュースを見て不安になっている方は、まずは当店へお越しください。
「今日売ったらいくらになるのか?」
その具体的な金額を見てから、売るか売らないかを決めていただいて構いません。査定は無料です。
相場が荒れている時こそ、ネットの情報だけでなく、目の前のリアルな数字を確認することが大切です。皆様の資産を守るため、スタッフ一同、誠心誠意ご相談に乗らせていただきます。
※この記事は2026年1月31日現在の情報を元に作成しています